この記事では語源epi(外)に関連する英単語を紹介します。
目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。
epicenter /épɪsènṭɚ/ : 震央・震源地
epicenterの意味は「震央」で、語源はepi(上)とcenter(中心)に由来します。震央(epicenter)とは、地震が発生した地点である震源(hypocenter/focus)の真上の地点のことです。震央は震源から最も近いので、多くの場合一番被害を受ける地域となります。
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epidemic /èpɪdémɪk/ : 疫病
epidemicの意味は「疫病」で、語源はepi(上)とdemos(民衆)に由来し、同義語はplagueです。疫病(epidemic)とは、集団で発生し感染する病気のことで、インフルエンザや結核、梅毒などが当てはまります。
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epidermis /èpɪdˈɚːmɪs/ : 表皮
epidermisの意味は「表皮」で、語源はepi(外)とderma(肌)に由来します。表皮(epidermis)とは、皮膚の最も外側にある組織のことで、外敵に侵入や水分の蒸散を防いでくれます。
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epilogue /épəlɔ`ːg/ : 物語の結末
epilogueの意味は「エピローグ」で、語源はepi(追加)とlogos(言葉)に由来します。エピローグ(epilogue)とは、文学作品や映画などにおいて物語を完結させる部分のことです。例えば主人公が悪役を倒した後の生活、恋人どうしが結ばれた後の日常などですね。
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epiphyte /épəfὰɪt/ : 着生植物
epiphyteの意味は「着生植物」で、語源はepi(上)とphyte(植物)に由来します。着生植物(epiphyte)とは、土の代わりに他の木や岩盤の上に根を下ろし生活する植物のことです。例えば川辺などでは岩にコケがくっついていますね。実はコケ植物(bryophyte)は着生植物の一種なのです。
episode /épəsòʊd/ : 挿話、番組の1話
episodeの意味は「挿話」で、語源はepi(追加)とeisodos(入り口)に由来します。episodeはもともと小説や劇の合間に挟む小話を指していました。今ではちょっとした出来事や誰かの逸話を意味するようになりました。例えば相手との時間を潰すために、面白い小話を披露することはよくありますね(to talk about an interesting episode)。
episodeの二つ目の意味は「映画・テレビ番組の1話」です。例えば面白いテレビ番組を見終わると、来週の話が気になってしまいます(to be eager to watch next week’s episode)。また映画のスターウォーズを見始めるときはまず第1作(Episode 1)から見始めます。
epitaph /épət`æf/ : 碑文
epitaphの意味は「碑文」で、語源はepi(外)とtaphos(墓)に由来し、同義語はinscriptionとepigraphです。碑文とは石碑に刻まれた文字のことで、epitaphはその中でもお墓に彫られた文字を指します。
epithet /épəθèt/ : 別名
epithetの意味は「別名」で、語源はepi(追加)とtithenai(置く)に由来し、同義語はnicknameです。