語源loqu, log (言葉)の英単語の意味まとめ

この記事では語源loqu（言葉）に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

analogy /ənˈælədʒi/ : 類似
apology /əpάlədʒi/ : 謝罪
colloquial /kəlóukwiəl/ : 口語の
dialogue /dáɪəlɔ̀ɡ/ : 対話
eloquent /éləkwənt/ : 雄弁な
ideology /ὰɪdiάlədʒi/ : イデオロギー
logic /lάdʒɪk/ : 論理学、論理
logical /lάdʒɪk(ə)l/ : 論理的、合理的
loquacious /ləʊkwéɪʃəs/ : おしゃべりな
methodology /mèθədάlədʒi/ : 方法論
monologue /mάnəl`ɔːg/ : 一人芝居
physiology /fìziάlədʒi/ : 生理学
soliloquy /səlíləkwi/ : 独白
ventriloquism : 腹話術

analogy /ənˈælədʒi/ : 類似

analogyは「類似点」を意味し、語源はana(従う)とlogos(言葉)に由来し、原義はギリシャ語の「比較」です。アナロジー(analogy)とは、ある事象の仕組みを他の似た事象にも当てはめることを指します。科学では他の分野の仕組みを当てはめることで問題を解決した例もあります。

apology /əpάlədʒi/ : 謝罪

apologyは「謝罪」を意味し、語源はapo(離れる)とlogos(言葉)に由来し、原義はギリシャ語で「守るための言葉」です。仕事でミスをして迷惑をかけた場合、まず謝る必要があります(make an apology)。またミスが大きい場合には始末書(written apology)を書かされることもあるでしょう。取引先への返信が遅れた場合には、「返信が遅れまして大変失礼しました(Please accept my apology for the delay in replying)」の一文を入れておきましょう。

colloquial /kəlóukwiəl/ : 口語の

colloquialは「日常会話で主に使われる」という意味の形容詞で、語源はcom(一緒)とloqui(話す)に由来します。英語でもきちんと文法を守って話すのは疲れるものなので、友人との会話やチャットでは口語表現(colloquial expression)がよく使われます。

dialogue /dáɪəlɔ̀ɡ/ : 対話

dialogueは「本や映画の中での対話」を意味し、語源はdia(交差)とlegein(話す)に由来します。中学校の英語の授業では英語のダイアログを音読します(to read English dialogue aloud)。プラトンが著した「ソクラテスの弁明」は対話形式の哲学書なので(philosophy book in dialogue)、難しい用語を知らなくても気軽に哲学を楽しめます。またファイルの削除などの重要なことをするときには、画面にダイアログボックス(dialogue box)が現れて、ユーザーに確認を促します。

eloquent /éləkwənt/ : 雄弁な

eloquentは「話し方が人の心に訴えてくる様子」を意味し、語源はex(外)とloqui(話す)に由来します。雄弁な政治家(eloquent politician)は実に説得力のある演説を行います(to give an eloquent speech)。

ideology /ὰɪdiάlədʒi/ : イデオロギー

ideologyは「経済・社会システムに対する考え方」を意味し、語源はidea(考え)とlogia(言葉)に由来します。

logic /lάdʒɪk/ : 論理学、論理

logicは「論理」を意味し、語源はlogos(言葉)に由来します。シンプルで明瞭な論理というものは理解しやすいものです(to be easy to accept)。またlogicには「論理学」の意味もあります。論理学(logic)とは平たく言うと考え方の学問のことです。例えば演繹法(deductive method)では論理をつなげて結論を導き出します。一方の帰納法(inductive method)では多くの事実から共通項を見つけ出し結論を導きます。