語源教材のおすすめは?

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語源opt, opsy (見る)の英単語の意味まとめ

この記事では語源opt(見る)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

autopsy /ˈɔːtɑpsi/ : 検死

autopsyの意味は「検死」で、語源はauto(自分)とopsis(見ること)に由来し、同義語はpost mortemです。検死とは死体を調べて死因を特定する作業のことです。日本には検死という法律用語がないため、一般に検視、検案、解剖の3つを合わせた作業を指します。

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biopsy /bάɪɑpsi/ : 生体組織検査

biopsyの意味は「生体組織検査」で、語源はbio(命)とopsis(見ること)に由来します。生体組織検査とは、病気になった部位の一部を針などで採取して、それを観察して病気を特定する検査のことです。略して「生検」とも呼ばれます。生検は内臓の検査によく使われ、針を用いて採取する針生検(needle biopsy)が一般的です。

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hyperopia /hὰɪpəróʊpiə/ : 遠視

hyperopiaの意味は「遠視」で、語源はhyper(超える)とops(目)に由来します。遠視とは、網膜の後ろで焦点を結んでしまう屈折異常のことです。屈折異常のない目、正視の場合は遠くを見るときに水晶体を調節する必要がないので、目を休ませることができます。しかし遠視の場合は遠くを見るときにも自動的に水晶体を調整しようとするので、常に眼内の筋肉を使うことになります。そのため遠視の人は通常よりも目が疲れやすいのです。

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myopia /mɑɪóʊpiə/ : 近視

myopiaの意味は「近視」で、語源はmyein(閉じる)とops(目)に由来します。ただmyopiaは医療用語として使われることが多く、short-sightedやnear-sightedの方が一般的です。近視とは、網膜より前で焦点を結んでしまう屈折異常のことです。主な症状として、遠くのものをはっきりと見ることができなくなります。

 

ophthalmology /ὰfθəlmάlədʒi/ : 眼科

ophthalmologyの意味は「眼科」で、語源はops(目)とthalmos(内部)とlogy(学問)に由来します。眼鏡屋や検眼医とは異なり、目の内部に関わるイメージですね。眼科とは、白内障や網膜剥離、角膜炎などの目の病気を扱う医療の一分野です。ちなみに眼科医はeye doctorやoculistと呼ばれます。

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optic /άptɪk/ : 目に関する

opticの意味は「目に関する」で、語源はops(目)に由来します。例えば視神経(optic nerves)は眼球から受け取った情報を脳に届ける役割があります。

 

optical /άptɪk(ə)l/ : 視覚の、光学の

opticalの意味は「視覚・光学の」で、語源はops(目)に由来します。opticalは私たちがものを見るときのメカニズムを指すときに使われます。錯視(optical illusion)とは目が引き起こす錯覚のことです。例えば同じ長さの線でも条件次第で違う長さに見えることがあります。理科の実験などで光学顕微鏡(optical microscope)を使う経験は誰にでもあったはずです。デジタルカメラには光学ズーム(optical zoom)とデジタルズームの2種類があります。光学ズームではレンズを動かし、焦点距離を調節するので、画質が劣化することはありません。一方デジタルズームではレンズを動かさないので、拡大すると画質が劣化してしまいます。

 

optics /άptɪks/ : 光学

opticsの意味は「光学」で、語源はoptic(目に関する)に由来します。光学(optics)とは、光の性質を研究する物理学の一分野です。目に見える可視光線だけでなく、紫外線(ultraviolet)や赤外線(infrared)などの不可視光線も扱います。

 

optician /ɑptíʃən/ : 眼鏡屋

opticianの意味は「眼鏡屋」で、語源はoptic(目の)に由来します。海外のopticianの仕事は検眼医の処方に従って眼鏡を作ることですが、日本と異なり検眼は業務に含まれていません。

 

optometrist /ɑptάmətrɪst/ : 検眼医

optometristの意味は「検眼医」で、語源はopto(見ること)とmetry(測る)に由来します。検眼医の仕事は、顧客の目を診断して、彼らに合った眼鏡やコンタクトの処方をすることです。日本では検眼医の仕事は眼鏡の販売員が行いますが、海外では検眼医の処方箋に基づいて眼鏡の販売員がお客さんに合った眼鏡をチョイスします。海外では目の矯正はれっきとした医療行為とみなされており、検眼も資格を持った検眼医が行うべきとされているのです。眼科医(opthamologist)とは異なり、検眼医は目の手術を行うことはできません。

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presbyopia : 老眼

presbyopiaの意味は「老眼」で、語源はpresby(老人)とops(目)に由来します。キリスト教のプロテスタントの教派の一つ、Presbyterian(長老派教会)と同じ語源です。ただpresbyopiaは医療用語なので、日常会話ではaged eyesやold sightなどが使われます。老眼とは、加齢により水晶体の弾力が失われ、近くのものに焦点を合わせられなくなる症状のことです。老眼になった場合は、老眼鏡をかけて矯正します。老眼鏡は英語ではreading glassesと呼ばれます。老眼になると小さな文字を読むのに必要になるからですね。

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