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語源eu (良い)の英単語の意味まとめ

この記事では語源eu(良い)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

eugenics /juːdʒénɪks/ : 優生学

eugenicsの意味は「優生学」で、語源はeu(良い)とgenos(誕生)に由来します。優生学(eugenics)とは、人間の遺伝子を改良してより優秀な人間を生み出そうとする学問のことです。優生学の目的は、優秀な知能を持ち病気になりにくい人間を開発することにあり、当時は一定の支持を集めていました。しかしナチスドイツがそれを掲げて人種差別やジェノサイドを行うようになってからは、優生学はタブー視されるようになりました。今では優生学を支持している国はほとんどありません。

 

eulogy /júːlədʒi/ : 弔辞

eulogyの意味は「弔辞」で、語源はeu(良い)とlogy(言葉)に由来します。弔辞(eulogy)とは、葬式で亡くなった人を弔うためのスピーチのことです。基本的には亡くなった人の親族や友人などが弔辞を読むことになります(to deliver an eulogy)。

 

euphemism /júːfəmìzm/ : 婉曲表現

euphemismの意味は「婉曲表現」で、語源はeu(良い)とpheme(話す)に由来します。婉曲表現(euphemism)とは、相手の気分を害さないように、直接的な表現を避けて間接的な表現を使うことです。英語圏の人は発言がストレートだと思われがちですが、実際には人の気分を害さないよう婉曲表現を多用しています。例えば仕事で相手のミスを指摘するときでも、”You made a mistake”だと相手を責めている感じがするので、”I found a mistake”と言い直します。

 

euphoria /juːfˈɔːriə/ : 多幸感

euphoriaの意味は「多幸感」で、語源はeu(良い)とpherein(運ぶ)に由来し、同義語はecstacyです。euhoriaはもともと薬で得られる快感を指す言葉でした。今でも強大だけれども儚い一時的な快楽を指すときに使われ、日本語では多幸感と訳されます。多幸感(euphoria)とは、非常に強い幸福感のことです。例えばセックスをしたとき、ギャンブルで勝ったとき、薬物を使用したときなどに人は多幸感を感じます(to feel euphoria)。

 

euthanasia /jùːθənéɪʒ(i)ə/ : 安楽死

euthanasiaの意味は「安楽死」で、語源はeu(良い)とthanatos(死)に由来します。語源のthanatos(タナトス)はギリシャ神話で死を象徴する神様です。安楽死(euthanasia)とは、人や動物を薬物で安らかに死なせることで、特に治る見込みのない病気を抱えた患者に行われるものを指します。日本では安楽死の法整備はまだなされていませんが、スイスやベルギー、アメリカの一部の州では安楽死は合法化されています。

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