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語源merge, mergere (浸す)の英単語の意味まとめ

この記事では語源merge(浸す)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

emerge /ɪmˈɚːdʒ/ : 現れる

emergeの意味は「現れる」で、語源はex(外)とmergere(浸す)に由来し、同義語はappearです。emergeは何かが物陰から急に現れるイメージですね。例えば朝早く起きると、太陽が東の方から登ってきます(the sun emerges from the east)。一見不審死に見える事件でも、調査を続けていくにつれて証拠が浮かび上がってきます(the evidence emerges through investigation)。いかに合理的な政策でも、実行に移すと様々な問題が浮上してくるものです(several problems emerges)。

また現在分詞のemergingには「発展途上」という意味があります。例えばブラジル、インド、中国など国力が急速に伸びている国は新興国(emerging countries)と呼ばれています。それらの国は経済発展とともに需要も急増しており、多国籍企業は新興市場(emerging market)でビジネスを展開して、一儲け狙います。

 

emergency /ɪmˈɚːdʒənsi/ : 緊急事態

emergencyの意味は「緊急事態」で、語源はemerge(出現する)に由来し、同義語はurgencyです。emergencyは事故や災害など迅速な対応が必要な場面で使われます。例えば非常時に(in an emergency)エレベーターに閉じ込められた場合は、非常ボタンを押して助けを求めましょう。大きな建物には必ず非常口(emergency exit)や非常階段(emergency staircase)が設けられています。地震や津波などの災害に備えて、非常食(emergency food)を備蓄しておきましょう。事故で大怪我をして迅速な治療が必要な患者は、救急病院(emergency hospital)へ搬送され、緊急の手術(emergency surgery)が行われます。

 

immerse /ɪmˈɚːs/ : 浸す、没頭する

immerseの意味は「液体に浸す」で、語源はin(中)とmergere(浸す)に由来し、同義語はdipとsoakです。immerseは何かを全体的にどっぷりと濡らすときに使われます。例えば拭き掃除をする前には、まず雑巾を水につけて濡らします(to immerse a dust cloth in water)。仕事で疲れた日にはお湯にどっぷりとつかって(to immerse oneself in a hot bath)、一日の疲れを癒します。しゃぶしゃぶという鍋料理では、薄切りの肉を沸騰したお湯に浸します(to immerse slices of meat in boiling water)。

immerseの二つ目の意味は「没頭する」で、同義語はabsorb, occupy, devoteです。例えば仕事中毒者(workaholic)は仕事に没頭して(to immerse oneself in their work)、家庭や健康をないがしろにしてしまいます。一方中高生なら部活動に没頭するのも(to immerse oneself in the club activity)、青春の一部と言えます。もしあなたが自分の趣味に没頭できているなら(to immerse yourself in your hobby)、人生はそれなりに幸福と言えるでしょう。

 

merge /mˈɚːdʒ/ : 合併する

mergeの意味は「合併する」で、語源はmergare(浸す)に由来します。mergeは市町村や企業などを合併するときなどに使われます。例えば銀行は不況や低金利から生き残るために、ほかの銀行と合併します(to merge with another bank)。会社も事業規模を拡大するために、似た業種の企業と合併します(to merge with other companies of similar business)。また小さな村々も合併すれば(If small villages merge together)、行政サービスが効率的になり、広い範囲で一律のサービスを受けられるようになります。

 

merger /ˈmɚdʒɝ/ : 合併

mergerの意味は「合併」で、語源はmergare(浸す)に由来し、同義語はconsolidationです。mergerは組織の合併を意味する単語で、M&A(merger & acquisition)のMの方を指します。企業が合併をするメリットは、事業の拡大、統合による業務の効率化、財務体質の健全化などが挙げられます。ただ仕事のやり方は会社によって異なるので、その統合には時間と手間はかかります。

企業の合併には吸収合併と新設合併の2種類があります。1つの会社がほかの会社を吸収するのが吸収合併(absorption-type merger)、合併前の会社をつぶして新たに会社を設立するのが新設合併(consolidation-type merger)です。ただ新設合併は新しい会社としての手続きが面倒なので、行われる合併の99%は吸収合併となります。

 

submerge /səbmˈɚːdʒ/ : 沈める

submergeの意味は「液体に沈める」で、語源はsub(下)とmergare(浸す)に由来し、同義語はsinkです。例えば潜水艦は敵の探知を逃れるために海底に浸水します(Submarines submerge in the seabed)。またスキューバダイビングでは潜水器具を身につけて水中に潜ります(to submerge in water)。

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