この記事では語源extra(超える)に関連する英単語を紹介します。
目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。
extra /ékstrə/ : 追加の
extraの意味は「追加の」で、語源はextra(超える)に由来し、同義語はadditionalです。extraは料金や休みが通常時よりも多い場合に使われます。例えばお盆休みでお店を閉めるときには、定休日とは別で臨時休業をとります(to take an extra holiday)。レストランなどでコース料理とは別にお酒などを注文すると、追加料金を請求してきます(to charge an extra charges)。会社が儲かっていると、その一部を社員に還元すべく臨時給(extra pay)が支給されます。また人手が足りない場合には、会社は臨時の職員(extra worker)を雇って、労働力を増やします。通販サイトでは基本的に送料は別途になります(the postage is extra)。
extraneous /ekstréɪniəs/ : 無関係の
extraneousの意味は「無関係の」で、語源はextra(超える)に由来し、同義語はirrelevantです。extraneousは本題とは直接関係のないことを指すときに使われます。例えば会議では主題とは関係のないことを口に出すのはやめましょう(should not talk about the extraneous issue to the subject)。
extraordinary /ɪkstrˈɔɚdənèri/ : 並外れた、臨時の
extraordinaryの意味は「並外れた」で、語源はextra(超える)とordinary(普通の)に由来し、同義語はunusualです。extraordinaryは文字どおり普通を超えた素晴らしいものを指すときに使われます。例えば天才と呼ばれる人たちには何か並外れた能力(extraordinary ability)があります。またボディビルダーは外見どおり並外れた力(extraordinary physical power)を持っています。
extraordinaryの二つ目の意味は「臨時の」です。例えば事件や災害など定期的な会議では間に合わないほど緊急の問題が生じたときには、臨時の集会(extraordinary meeting)が開かれます。
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extraterrestrial /ˌɛk.stɹə.təˈɹɛst.ɹi.əl/ : 地球外生命体
extraterrestrialの意味は「地球外生命体」で、語源はextra(超える)とterra(大地)に由来し、同義語はalienです。extraterrestialは地球以外に存在する生物を指しますが、スペルが長いのでETと略すこともあります。余談ですがアメリカのSF映画「E.T.」は人間と宇宙人との交流を描いた作品です。
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extravagant /ɪkstrˈævəgənt/ : 贅沢な
extravagantの意味は「贅沢な」で、語源はextra(超える)とvagari(さまよう)に由来し、同義語はluxuriousとlavishです。ただextravagantは必要以上に余力を超えてお金を使うニュアンスが強いです。例えば成金はお金の上手な使い方を知らないので、高級車を買ったり、毎日パーティーを開いたりと、贅沢な生活を送ります(to lead an extravagant life)。彼らは金遣いが荒いので(to be extravagant with money)、すぐに無一文になってしまいます。
extrovert /ɛ́kstrəvɝ̀t/ : 外向的な人
extrovertは「外向的な人間」を意味し、語源はextra(超える)とvertere(回る)に由来します。外向的な人(extrovert)は外での活動を好み、社交的で、人とのつながりを大切にします。営業や接客など人と接することが多い仕事は外向的な人が向いているとされています。