この記事では語源cert(確実)に関連する英単語を紹介します。
目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。
ascertain /`æsɚtéɪn/ : 確かめる
ascertainの意味は「確かめる」で、語源はad(方向)とcertain(確実)に由来し、同義語はcheck, confirm, make sureです。英文を作っていて単語のスペルがあやふやな場合は、辞書でスペルを確認しましょう(to ascertain the spelling of a word)。事件で死体が発見された時は、まず死因を確認します(to ascertain the cause of death)。
certain /sˈɚːtn/ : 確信している
certainの意味は「確信している」で、語源はcertus(確実)に由来し、同義語はsureです。例えば誰もやっていない分野のビジネスを始める人は、きっと成功すると思っています(to be certain of the success in business)。十分に試験対策をした人は必ず試験に合格できると思っています(to be certain of passing exam)。
certify /sˈɚːṭəfὰɪ/ : 証明する
certifyの意味は「証明する」で、語源はcertus(確実)とfacere(する)に由来します。certifyは人や物が一定の基準をクリアしていることを文書で証明するときに使われます。例えば監査は会社の収支が正しいことを証明します(to certify company’s account)。運転免許証は一定レベルの運転技術があることを証明します(to certify the skill of driving)。this is to certifyは証明書の類で使われる決まり文句です。例えば学生証には「上記の者は本校生徒であることを証明する(this is to certify that above-mentioned is a student of our school)」と記載されており、身分証明書としても使えます。
certificate /sɚ(ː)tífɪkət/ : 証明書
certificateの意味は「証明書」で、語源はcertus(確実)とfacere(する)に由来します。certificateは婚姻や出生、死亡などを事実と証明する公的な書類を指します。例えば死亡証明書(death certificate)は本人の死亡を証明する書類で、これがなければ葬式を行うことができません。出生証明書(birth certificate)は子どもが生まれたことを証明する書類のことで、通常は医師や助産師に書いてもらいます。診断書(medical certificate)は医師が患者の病気や行った治療などを証明する書類で、病気により会社を休職する場合などに用いられます。卒業証明書(graduate certificate)は学校を卒業したことを証明する書類で、会社によっては学歴詐称を防ぐために提示を求められることがあります。