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語源note, notare (書き留める)の英単語の意味まとめ

この記事では語源note(書き留める)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

annotate /ˈænətèɪt/ : 注釈する

annotateの意味は「本を注釈する」で、語源はad(方向)とnotare(書き留める)に由来します。annotateは古い本や翻訳本などに説明を追加する時に使われ、通常は受け身形をとります。例えば日本の有名な古典「枕草子」は原文のままだと読むのが非常に難しいので、注釈版(annotated edition)が店頭に並んでいます。

 

connote /kənˈəʊt/ : ほのめかす

connoteの意味は「ほのめかす」で、語源はcom(一緒)とnotare(書き留める)に由来し、同義語はimplyです。原義は「メインの意味のついでに意味する」です。connoteは単語の背後に隠れている意味を連想させる時に使います。例えば母という言葉は慈悲深さを暗示させます(The word ‘mother’ connotes mercy)。一方父という言葉は偉大さを連想させます(The word ‘father’ connotes greatness)。

 

denote /dɪnˈəʊt/ : 意味する

denoteの意味は「何かを意味する」で、語源はde(完全)とnotare(書き留める)に由来します。denoteは同義語のmeanよりもフォーマルな文脈で使われます。例えば音楽の世界では譜面上のおたまじゃくしのようなマークは一つの音を示します(The mark like a tadpole denotes a sound)。また地図上の本のマークは図書館を指し(The mark of book denotes a library)、歯車のマークは工場を指します(The mark of gear denotes a factory)。

 

footnote /fʊ́tnòʊt/ : 脚注

footnoteの意味は「脚注」で、語源はfoot(下部)とnote(メモ)に由来します。脚注とは、翻訳者や編集者が本文の下に記した説明文のことです。主に古い本や学術書などに記されており、読者が本の内容を理解する手助けをしてくれます。例えば古典を読んでいて分かりにくい表現に出くわしたら、脚注を参照します(to refer to the footprint)。

 

keynote /kínòʊt/ : 主音、基本方針

keynoteの意味は「主音」で、語源はkey(楽器の鍵)とnote(メモ)に由来し、同義語はtonicです。主音とは音楽の中で中心に使われる音のことで、オクターブ単位で決まります。またkeynoteは主音から派生して、会議や演説のメインの部分という意味も持つようになりました。例えば政治家は会議や講演会などで、基調講演(keynote address)により政策の基本的な方針を述べることがあります。固有名詞のKeynoteはアップル社が開発しているプレゼン用のソフトウェアを指します。マイクロソフト社のPowerpointのライバルですね。

 

notation /nəʊtéɪʃən/ : 表記法

notationの意味は「表記法」で、語源はnotare(書き留める)に由来します。notationは数学や音楽の記号の表し方を意味します。例えばパソコンはあらゆるデータを二進法(binary notation)で表示します。数字の0と1だけで表現するやつですね。デジタル回路では電圧の高低など両極の物理現象を用いるので、データの処理もシンプルな二進法の方が都合が良いのです。一方私たち人間の世界では数字は十進法(decimal notation)で扱います。そのおかげで大きな数字もコンパクトに表すことができます。

 

note /nˈəʊt/ : メモ

noteの意味は「メモ」で、語源はnotare(書き留める)に由来します。noteは物事を忘れないように書き留めるための紙類を指します。例えば新入社員はまず仕事のやり方のメモをとります(to take a note of how to work)。ネットサービスを利用する場合は、暗証番号を控えておきましょう(to take a note of the password)。講義を聞くだけでは頭に残らないので、忘れないように講義内容をノートに取りましょう(to take a note of the lecture)。

 

notebook /nóʊtb`ʊk/ : ノート

notebookの意味は「ノート」で、語源はnote(メモ)とbook(本)に由来します。notebookは授業や講義などで使うB5サイズの一般的なノートを指します。日本語の「ノート」は一般にこのnotebookを意味します。ただ大学などではルーズリーフ(loose-leaf notebook)を使う人も多いですね。

 

noted /nóʊṭɪd/ : 有名な

notedの意味は「有名な」で、語源はnote(気づく)に由来し、同義語はrenownedです。notedは特に優れた技術を持っていて有名な場合に使われます。例えば宮崎駿は著名な日本人の映画監督(a noted Japanese director)で、数多くのジブリ作品を監修したことで知られています。

 

notepad /ˈnoʊtpæd/ : メモ帳

notepadの意味は「メモ帳」で、語源はnote(メモ)とpad(当て物)に由来します。notepadは何百枚もの紙でまとまっており、一枚ずつ剥ぎ取ることのできるものを指します。電話をする前には相手の要件を忘れないように、メモ帳を用意しておきましょう(to take a notepad)。またWindowsに付属しているテキストエディタの名前も同じくnotepadです。

 

notepaper /ˈnəʊtpeɪpə/ : 便箋

notepaperの意味は「便箋」で、語源はnote(メモ)とpaper(紙)に由来し、同義語はletter paperです。notepaperは主に手紙を書くための紙を指します。また送り主の名前が記載されてあるものは名入れ便箋(headed notepaper)と呼ばれます。

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