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語源hol (全て)の英単語の意味まとめ

この記事では語源hol(全て)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

catholic /kˈæθ(ə)lɪk/ : カトリック教会の

catholicの意味は「普遍的」で、語源はcata(およそ)とholos(全体)に由来します。ただこちらの意味で使われることは稀で、通常は大文字表記のCatholicで「ローマカトリック教会に関する」という意味の形容詞になります。まずキリスト教には多く分けて2つの宗派があり、カトリック(Catholic)とプロテスタント(Protestant)に分かれています。カトリックはキリスト教の中でも最大の宗派で、ローマ教皇を指導者として仰いでいます。

 

holistic /hoʊlístɪk/ : 全体的

holisticは「全体的」を意味し、語源はholos(全体)に由来します。whole同様、部分ではなく全体で物事に対処するときに使われます。例えば英語を学ぶときには細かい文法にこだわるのではなく、なぜ英語を学ぶのか、目的のためにはどのような英語力が必要か、などの全体的なアプローチで挑むのが効果的です(to take a holistic approach)。

 

holocaust /hάlək`ɔːst/ : 大虐殺、ナチスによる大量虐殺

holocaustの原義は「焼いて生贄にすること」で、語源はholos(全体)とkaiein(焼く)に由来します。普通にholocaustと表記すると「大虐殺」を意味しますが、the Holocaustと表記すると「ナチスによるユダヤ人虐殺」を指すようになります。

 

Holocene /hóʊləsìːn/ : 完新世

Holoceneは「完新世」を意味し、語源はholos(全体)とcene(世)に由来します。完新世(Holocene)は地質時代の区分の中では最も新しい時代で、最終氷河の起きた約1万年前から現代までの期間を指します。

 

hologram /hóʊləgr`æm/ : ホログラム

hologramとは「レーザー加工による立体画像」のことで、語源はholos(全体)とgram(書く)に由来します。クレジットカードや紙幣をよく見ると、虹色に輝いている部分がありますね。あれがホログラム(hologram)で紙幣などの偽造防止に役立っています。ちなみにホログラムを製造する技術のことをホログラフィー(holography)と呼びます。

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whole /hˈəʊl/ : 全ての

wholeは「何かの全体」を意味し、語源はhal(完全)に由来します。同義語はentireです。wholeは部分と対比して全体を指すときに使われます。例えばドレミファソラシドでおなじみの七音音階には5つの全音(whole tone/step)と2つの半音(half tone/step)が含まれてます。引きこもりは一日中ずっと家の中に閉じこもって過ごします(to spend the whole day staying inside the house)。また小麦粉は通常小麦から表皮や胚芽を取り除いて作られますが、全粒粉(whole wheat flour)はそれらを含んだ状態でまとめて粉にします。全粒粉は栄養価が高いことで知られ、クッキーなどの原料になります。

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