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語源cor, cord, cardi (心、心臓)の英単語の意味まとめ

この記事では語源cord(心)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

accord /əkˈɔɚd/ : 同調

accordの意味は「同調」で、語源はad(方向)とcor(心)に由来します。特にof one’s own accordで自分の意思で何かを行う様子を表します。誰に強制されることなく、自分の心に従う感じですね。例えば勤勉な社員は自分から進んで仕事を行います(to work of his own accord)。東日本大震災が発生した後、多くのボランティアが自発的に被災地に来ました(to come to the disaster area of their own accord)。

 

accordion /əkˈɔɚdiən/ : アコーディオン

accordionの意味は「アコーディオン」で、語源はaccordと同じくad(方向)とcor(心)に由来します。アコーディオン(accordion)とは、鍵盤のついた蛇腹楽器のことです。構造はハーモニカに似ており、ボタンを押すと空気弁が開閉して様々な音を奏でます。

 

cardiology /kὰɚdiάlədʒi/ : 心臓学・循環器学

cardiologyの意味は「心臓学・循環器学」で、語源はcardi(心臓)とlogia(学問)に由来します。循環器学(cardiology)とは、心臓やけい動脈、大動脈などの循環器を扱う学問のことです。高血圧や心筋梗塞、不整脈などの症状を取り扱い、治療には聴診や心電図などを使います。

 

cardiac /kάɚdi`æk/ : 心臓の

cardiacの意味は「心臓の」で、語源はcardi(心臓)に由来します。cardiacは医療用語で心臓の病気でよく使われます。例えば事故で人が怪我をして心肺停止(cardiac arrest)に陥った場合、AEDを使えば蘇生できるかもしれません。心不全(cardiac insufficiency)とは、心臓の機能が低下して血液が十分に送られなくなり、体の機能が低下した状態のことです。徐脈性不整脈とは心臓の脈動が突然遅くなる症状のことです。発症すると命にかかわるので、患者は心臓ペースメーカー(artificial cardiac pacemaker)を体内に埋め込んで、電気信号を送ってもらい、脈拍を一定に保ちます。

 

concord /kάnkɔɚd/ : 調和

concordの意味は「調和」で、語源はcon(共に)とcor(心)で、同義語はharmonyです。価値観の似た人と結婚すれば、将来仲良く暮らすことができます(to live in concord)。

 

cordial /kˈɔɚdʒəl/ : 友好的

cordialの意味は「友好的」で、語源はcor(心)に由来し、同義語はfriendlyです。cordialは他よりもフォーマルな単語です。例えばホテルを訪れると、スタッフが快く出迎えてくれます(to receive a cordial welcome from the staff)。また初対面の人に会ったら、まずは丁寧に挨拶するようにしましょう(to greet them in a cordial manner)。

 

courage /kˈɚːrɪdʒ/ : 勇気

courageの意味は「勇気」で、語源はcor(心)に由来し、同義語はbraveryとboldnessです。例えば好きな異性に自分の好意を伝えることは非常に勇気がいります(to take a lot of courage)。人と話すのが苦手な人は、道端で人に道を尋ねるのにも勇気を出す必要があります(to summon up the courage)。せっかく素晴らしいアイデアを思いついても、誰かに頭ごなしに否定されたら落胆してしまいます(to lose courage)。

 

discord /dískɔɚd/ : 不和

discordの意味は「不和」で、語源はdis(離れる)とcord(心)に由来し、同義語はdisagreementです。例えば一家の大黒柱である父親が失業すると、収入が激減し家庭内に不和が生じます(to cause a discord in the family)。会社内で内輪揉め(internal discord)が起きると、職場の雰囲気が悪くなり生産性も低下します。

 

discourage /dɪskˈɚːrɪdʒ/ : 諦めさせる

discourageの意味は「難しいことを諦めさせる」で、語源はdes(離れる)とcorage(勇気)に由来し、同義語はdissuadeです。preventと同じように目的語の後にはfromと動名詞が続きます。無謀なことを止めたい時に使いましょう。例えば友人がパチンコのプロになると言い始めたら、すぐにやめるように説得するべきです(to discourage one’s friend from living by pachinko)。まともな親なら娘が貧乏な男と結婚することには反対します(to discourage their daughter from marrying a poor man)。

 

encourage /ɪnkˈɚːrɪdʒ/ : 励ます

encourageの意味は「励ます」で、語源はen(中)とcorage(勇気)に由来し、同義語はcheer upです。例えば同僚が仕事で大きなミスをして落ち込んでいる時には、そのことできちんと励ましてあげるべきです(to encourage your colleague in business)。チームスポーツでは負けてもお互いに励ましあえるのがいいですね(to encourage each other)。残業を減らして生産性を高めるために、一部の会社では従業員に仕事の効率を上げるよう奨励しています(to encourage employees to increase efficiency in work)。

 

record /rɪkˈɔɚd/ : 記録

recordは「記録」を意味し、語源はre(再び)とcord(心)に由来します。重要な事柄は後になって見返せるように記録を取っておくことが重要です。例えばダイエットを成功させたいなら、自分の体重を記録しておくべきです(to keep record of one’s weight)。またお金を節約したいなら、まずは家計簿アプリで出費の記録をとりましょう(to keep record of expenses)。

recordの二つ目の意味は「スポーツの最高記録」です。例えば並外れた瞬発力を持つ人ならいきなり100メートル走の記録を破りますし(to break a record in the 100-meter sprint)、本気で鍛錬を重ねれば世界記録を作るかもしれません(to set a world record)。

recordの三つ目の意味は「経歴」です。経歴とは今までその人が成してきた事柄のことです。例えば良い学歴(good academic record)を持っていると、就職活動で有利になりますが、犯罪歴(criminal record)を持っていると、一転して大幅不利になってしまいます。またタクシードライバーやバスの運転手は運転歴(driving record)が長いと採用に有利です。

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