語源教材のおすすめは?

以下の記事ではおすすめの語源教材をまとめています。

おすすめ語源教材はこちら ▷

語源fid (信じる)の英単語の意味まとめ

この記事では語源fid(信じる)に関連する英単語を紹介します。

目次から読みたい箇所をピックアップして読んでください。

affidavit /`æfədéɪvɪt/ : 供述書・陳述書

affidavitは「供述書」を意味し、語源はad (方向)とfidere (信じる)に由来します。裁判であなたが何らかの主張をするときには陳述書を作成します(to take an affidavit)。証拠としての価値は低いですが、事件や紛争の経過をわかりやすくまとめることで裁判の進行を円滑にしてくれます。

 

confide /kənfάɪd/ : 秘密を打ち明ける

confideは「秘密を打ち明ける」という意味で、語源はconfidenceと同じくcon (強意)とfidere (信じる)に由来します。体重が増えたとか、恋人にふられたとか、人には言えないような悩みでも親友になら打ち明けられます(to confide our worry to our close friends)。

 

confidence /kάnfədns/ : 信用

confidenceは「信用」を意味し、語源はcon (強意)とfidere (信じる)に由来します。faithと同じ意味ですが、faithは「根拠のない信用」であるのに対し、confidenceは「知識や技量に基づく信頼」を意味します。例えば私たちが医者を信用するのは(to have conficence in doctor)、資格により技量が保障されているからです。また成功体験を重ねると私たちは自分に自信を持つようになります(to have confidence in ourselves)。

 

confederate /kənfédərət/ : 共謀者、南部連合の

confederateの原義は「同盟を組む」で、語源はcom (一緒)と foedus (同盟)に由来します。南部連合(Confederate states)とは、南北戦争時にアメリカ合衆国から脱退した南部の州が結成して設立した連合のことです。

 

defy /dɪfάɪ/ : 法律・命令を無視する

defyの原義は「忠誠を放棄する」で、語源はdis (離れる)と fidus (信じる)に由来します。名詞形はdefianceです。

 

diffident /dífədnt/ : 自信がない

diffidentの意味は「自信がない」で、語源はdis(離れる)とfidere(信じる)に由来します。原義はラテン語のdiffidere(信じない)です。

 

faith /féɪθ/ : 信用

faithは「信じる気持ち」を意味します。例えば、私たちが知り合いに物を貸したりするのは、その人を信用しているからです(to have faith in them)。しかしその人が借りたものを返さなくなると、私たちはその人を信用しなくなります(to lose faith in them)。また政治家が不祥事を起こしたり、失政が続いたりすると私たちは政府を信用しなくなります(to lose faith in the government)。

 

federal /fédərəl/ : 連邦の

federalは「連邦の」を意味し、語源はfoedus (同盟)に由来します。連邦とは異なる独立した州が合体して一つの国として機能することです。例えばアメリカ合衆国は複数の州が集まってできた国家です。アメリカは州ごとに法律や制度が異なりますが、federalは州全体に範囲が及びます。

例えば連邦政府(federal gavernment)は連邦制を取っている国の中央政府であり、国全体の予算や外交、軍事関連の業務を行います。またアメリカには連邦法(fedral law)と州法(states law)があり、州法は連邦法に反してはならないとされています。

 

fidelity /fɑɪéləṭi/ : 忠実さ、貞操

fidelityは「貞節」を意味し、語源はfides (信用)に由来します。女性にとって貞節を守ることは(to preserve fidelity)、美徳の一つとされています。また原作に忠実であることから、fidelityには「オリジナルの音源の再現性」という意味もあります。特に再現性の高いものはHi-Fi(high fidelity)と呼ばれ、高級オーディオ機器の指標とされています。

 

fiduciary /fɪd(j)úːʃièri/ : 受託

fiduciaryとは「他人の資産を預かって運用すること」で、語源はfidere (信じる)に由来します。例えば信託銀行(trust bank)は、受託業務(fiduciary work)として顧客の代わりに資産を管理します。

 

infidel /ínfədl/ : 異端者

infidelは「異端者」を意味し、語源はin (否定)とfidere (信じる)に由来します。自分とは違う宗教の人を攻撃するときに悪口として使われます。「この異端者め!(infidel!)」と単発で使います。

 

perfidy /pˈɚːfədi/ : 裏切り

perfidyは「裏切り」を意味し、語源はper (通り抜ける)とfidere (信じる)に由来します。人は保身や名誉、お金のために他人を裏切ることがあります (to betray others)。また歴史上でも裏切り(perfidy)は極刑に処せられることがありました。同義語はtreacheryとbetrayalです。

タイトルとURLをコピーしました